「海外生産は品質が心配」という声を耳にすることがあります。しかし、品質を左右するのは生産国そのものよりも、どのような体制で、どこまで自社が工程を管理しているかです。ここでは、自社工場での一貫生産において品質を安定させる考え方を紹介します。
品質は「工程の積み重ね」で決まる
ニット製品の品質は、最終検品だけで決まるものではありません。原料の選定から編み立て、縫合、仕上げまで、各工程の精度が積み重なって最終的な品質になります。途中の工程が見えないと、問題が起きてから気づくことになります。
安定した品質を支えるポイント
1. 原料・糸の管理
使用する糸の品質を入り口で確認します。素材のばらつきは、そのまま製品のばらつきにつながります。
2. 量産前のサンプル確認
量産に入る前に、寸法・色・風合いをサンプルで確認し、認識を揃えます。ここでの作り込みが、量産品質の土台になります。
3. 工程ごとのチェック
編み立て・リンキング(縫合)・仕上げの各工程で確認を行い、不具合を後工程に持ち越さないようにします。
4. 検品基準の明確化
「何を合格とするか」の基準を明確にしておくことで、検品の精度と一貫性が保たれます。
自社工場であることの意味
外部の工場に委託する場合、これらの工程の多くは「見えない」ままになりがちです。自社工場であれば、各工程に直接目が届き、問題があればすぐに改善できます。これが、安定した品質を実現するうえで大きな差になります。
東和盛泰は、中国の自社工場で企画から生産・品質管理までを一貫して行っています。品質に関するご相談はお問い合わせよりどうぞ。なぜ一貫体制が品質に有利なのかは仲介ゼロのメリットでも紹介しています。